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内科(生活習慣病など総合診療)

線

風邪、インフルエンザ、発熱、頭痛、めまい、胸痛、腹痛、下痢、悪心・嘔吐、胃腸炎、胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、咳、喘息、気管支炎、呼吸困難、発疹、関節痛、甲状腺・内分泌疾患、アレルギー疾患など一般的でよくある症状や疾患にまず対応する診療科です。

「禁煙外来」と「睡眠時無呼吸症候群の簡易検査」
も行っております。


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検査

PCR検査

唾液または鼻咽頭ぬぐい液を使って検査します。
核酸増幅検査の一つでウイルスの遺伝子情報を酵素反応で増やして検出します。
発症前の軽微な感染でも検出できるほど高感度の検査です。

抗原検査

検査したいウイルスの抗体を用いてウイルスが持つ特有のタンパク質(抗原)を検出する検査方法です。
PCR検査やNEAR法と比べると感度が低く、一定量のウイルスがいないと検出できません。
しかし少ない時間で結果が出る、特別な検査機器を必要としないことから速やかに判断が必要な場合等に用いら れることが多いです。

抗体検査

過去にそのウイルスに感染していたかを調べる検査です。ウイルスや細菌を排除するために体内で生成した 「抗体」を検出します。
感染から時間が経っていない(1~2週間程度)場合やウイルス感染が軽微であった場合等は感染していても 結果が陰性になることがあります。

睡眠時無呼吸症候群の簡易検査

自宅でも取扱い可能な検査機器を使って、普段と同じように寝ている間にできる検査です。
手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。 自宅でもできる検査なので、普段と変わらず仕事や日常生活をそれほど心配せずに検査することができます。

診療スケジュール

診療スケジュール

※土曜・日曜・祝日は全日休診となります。

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生活週間病とは

生活習慣病とは、「食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒等の生活習慣が、その発症や進行に関与する疾患」とされています。
生活習慣と関連する病気としては、高血圧・脂質異常症・心筋梗塞・狭心症・高尿酸血症・糖尿病(成人型)アルコール性肝疾患・がん・歯周病などがあり、多くは自覚症状のないまま進行していきます。生活習慣病と呼ばれる病気は大きく3つあります。それぞれ命に関わる病気の引き金になるものです。

生活週間病について
  • 糖尿病
    糖尿病とは
    この病気は膵臓から出ているインスリンの作用不足などにより血液中の糖(ブドウ糖)の濃度(血糖値)が 慢性的に高くなっている、高血糖の状態を指します。
    初期にはほとんど自覚症状がないため、健康診断などで指摘されても、放置してしまう方が少なくありません。 しかし実は糖尿病は、高血糖の状態が続いていると、全身に様々な合併症を引き起こしてしまうため決して 放置してはいけない病気です。
    糖尿病の原因
    糖尿病には、“インスリン”というホルモンが関係します。
    血糖値が高くなり、糖尿病を発症させてしまう原因には、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが深く 関わっています。 食事によって摂取された栄養は、ブドウ糖などになって血管に流れ込みます。これが感知されると、インスリン が分泌されます。細胞の表面にはインスリンの受容体というものがあって、インスリンがこの受容体と結合する ことにより、血液中のブドウ糖は細胞に取り込まれ、エネルギー源として使えるようになります。 一方、余ったブドウ糖は蓄えられるように、グリコーゲンや中性脂肪に合成されるのですが、インスリンには、 この合成を促進する働きもあります。 このため、もしインスリンの分泌量が少なかったり、インスリンの働きが低下していたりすると(これを「イン スリン抵抗性」と言います)、糖が処理しきれずに血液中にあふれ、高血糖の状態となり、糖尿病が発症してし まうのです。
    症状の現れ
    以下のような場合は、お早めにご受診ください。
    • 健診等の検査で血糖値の異常がみられた
    • 最近急激に太ってきた(体重が増えた)
    • しっかり食べているが、なぜか痩せてきた
    • 非常に喉が渇くことが多い
    • 排尿の回数が多く量も多い。特に夜の頻尿が気になる
    • 全身に倦怠感があり、疲れやすくなった
    • 手足が痺れるときがある
    • 足がむくんでいる
    • 立ちくらみがする
    • やけどや怪我をした際の痛みの感覚が鈍い
    • 視力が低下してきた
    • 自分の両親や兄弟に糖尿病の人がいる
    など。
    糖尿病のタイプ
    糖尿病には大きく2つのタイプがあります。 糖尿病はインスリンに問題が生じることによって引き起こされる病気なのですが、その問題がどんなものなのかによって、大きく1型糖尿病と2型糖尿病に分けられます。1型は小児や若年層に多く、2型は40代以降に発症しやすく、遺伝的要因と生活習慣が関係していると考えられています。
    検査方法
    糖尿病の血液検査として代表的には以下のようなものがあります。
    【血糖値】血液中の糖の濃度を調べる検査
    【HbA1c】約1-2か月の血糖の状態を把握できる検査
  • 高血圧
    高血圧とは
    心臓から全身の器官や細胞に血液を送る際に血管壁にかかる圧力のことであり、基準値(収縮期血圧が140mmHg 以上、または拡張期血圧が90mmHg以上)を超える慢性的な血圧の上昇が確認されると診断されます。
    症状の現れ
    高血圧は、血圧が高い状態が続いても自覚症状がないことが一般的ですが、合併症のリスクが高まると、動悸、 息切れ、手足の浮腫みなどの症状が現れることがあります。 高血圧の原因 現状では明確な原因が特定されていませんが、遺伝的要因や生活習慣が大きく関係しているといわ れています。 例えば高血圧を持つ家族がいる人はリスクが高まる傾向にあります。 また、肥満、塩分の多い食生活、運動不足、 過度のストレス、喫煙、過度のアルコール摂取などの生活習慣も、本態性高血圧症の発症に繋がります。
    高血圧のタイプ
    高血圧には本態性高血圧と二次性高血圧とがあります。 二次性高血圧は、甲状腺や副腎などの病気があり、それが原因で高血圧を起こすものをいいます。 睡眠時無呼吸症候群でも二次性高血圧を合併します。それに対し、日本人の大部分の高血圧は、それらの原因のない、本態性高血圧です。
    検査方法
    血圧計を使用して、血圧を測定します。 上腕部に「カフカ」を巻きつけるタイプの機器は信頼度が高く、一般的 です。 リラックスした状態で椅子に腰掛け、上腕が心臓の高さにある状態で測定します。
    平均的な値を知るため、複数回の血圧測定を行います。
    治療方法
    高血圧、特に本態性高血圧の治療では食事療法や運動療法が基本となります。しかし、それらは生活習慣の改善によりじっくり血圧を落としていく治療法です。そのため、症状が重く合併症リスクの高い高血圧の場合は、食事・運動療法だけでなく、薬物療法もあわせて行います。
  • 脂質異常症
    脂質異常症とは
    血液中の脂質の値が基準値から外れた状態を、脂質異常症といいます。 脂質の異常には、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)、トリグリセライド(中性脂肪)の血中濃度の異常があります。 これらはいずれも、動脈硬化の促進と関連します。
    症状の現れ
    脂質異常症そのものには特に自覚症状はなく、見た目が変化したり、痛みなどを感じたりすることはありません。 しかし、血中のLDLコレステロールが高い状態で内皮細胞(血管の内側を覆っている細胞)に傷がつくと、損傷 した部分からLDLコレステロールが入り込みやすくなります。 脂質異常症の原因 脂質異常症の発症には、過食、運動不足、肥満、喫煙、アルコールの飲みすぎ、ストレスなど が関係しているといわれています。 特に、お腹の中に脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」の方はLDLコレステロールや中性脂肪が多くなり、HDLコレス テロールが少なくなりやすい傾向があります。
    脂質異常症のタイプ
    脂質異常症には、次の3つのタイプがあります。
    • 高LDLコレステロール血症:LDL-コレステロールが多いタイプ
    • 低HDLコレステロール血症:HDL-コレステロールが少ないタイプ
    • 高中性脂肪血症 :中性脂肪が多いタイプ
    検査方法
    脂質異常症の検査 脂質異常症は、血液検査でLDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)の値を調べます。
    安定している場合は3~6か月に1度くらいの頻度で採血します。
    特に中性脂肪を正確に調べるには、朝食前の空腹時に測定することが必要です。
    治療方法
    脂質異常症の治療法には、食事療法、運動療法、薬物療法があります。一般的には、まずは食事や運動といった生活習慣を改善し、経過を観察します。生活習慣を改善して体重が減ると、コレステロールや中性脂肪の数値は下がることが多いです。